こんにちは。Gigantic Engineerです。
突然ですが、失敗ってしたことありますか?
電車の乗り換えで失敗、料理で失敗、お酒で失敗などなど、、、
失敗せずに生きてる人はいないと思います。
次に、
仕事で失敗したことありますか?
たぶんこれも殆どの人があると思います。
ここで皆さんに考えて欲しいのですが失敗の定義は何でしょうか。
特に仕事における。
失敗を恐れずにチャレンジする、とはよく言われますが失敗するのはなかなか難しいと思うのです。
僕の友人は勤めている会社の上司に
「若い社員は失敗しないようにしている、もっと失敗したほうがいいのに」
と言われたそうです。
僕も失敗はした方がいいし、そこから得られるものもたくさんあると思います。
しかし、失敗はしようと思ってできるのでしょうか。
僕は失敗することが自体が難しいと思うのです。
自分の中でこれで完璧だ、という確信やその確信を裏付ける根拠まで用意してその上で間違いを犯してしまったらそれは失敗でありそこから学べることもたくさんあると思います。
この、「自分の中での完璧」まで持っていくのが大変だと思うのです。
一つのアウトプットを出すのにわからないこと、自分では判断できないことがたくさん出てきます。
それを全部潰し込んでその上でミスを犯すのは失敗です。
ですが、一つでも不確定要素がありこの判断のせいでミスをするかもしれない、という状態で進めていき結果、予想通りそこが原因でミスした場合はそれは防げたミスであり、失敗では無いと思うのです。
ミスするべくしてしたミスですからね。
先程、失敗するのは難しいと言いましたがその理由がここです。
100%完璧にするのが難しいのです。
たくさんの判断、決定をするなかでわからないことは絶対出てくるわけでそれを全部潰し込んでいたら膨大な時間を要してしまいます。
仕事にはすべからく期限があるのでそんな時間をかけてられません。
そのなかで失敗するのはかなり難しいのではないでしょうか。
最後に僕の一番の失敗をお話しようと思います。
これは受験の失敗です。
僕は高校3年間ラグビー部に所属していました。
高校ラグビーは予選が始まるのが高3の秋なので一回戦で負けても引退が10月頃でした。
(実際は一回戦で負けたので10月で引退しました。)
そこから受験勉強を始めても遅いだろうと思い、この時から浪人する気まんまんでした。
しかし、僕の通っていた高校はその当時、毎年半数が浪人しており実際にラグビー部の同期も全員浪人していたのでこんなもんだろうと思っていました。
一応、センター試験、国公立、私立を一通り受けましたが全敗でした。
当たり前の結果です。
今思えば親不孝な子供ですね。
でも浪人する気まんまんだったので大してダメージもなくヘラヘラして現役受験を終えました。
そして迎えた浪人生活。
最初は良かったのですが、9月、10月辺りから成績が上がらず焦ってきました。
浪人して一年間勉強すれば大丈夫だろうという甘い考えが見事に外れました。
結果は目標としていた大学には受からず、私立も滑りまくってなんとか止まった学校があったのでそこに進学しました。
また、極度のストレスにより難病にかかってしまいました。
受験が全部終わって気づいたのです。
現役の時、本気で勉強してそれで落ちてしまったらそれは失敗であり、その失敗から悔しい気持ちや反省点が出てきてそれを浪人で活かして勉強することで結果がでる、これが失敗を活かす、ということなのです。
僕は現役時代、たしかに大学試験は落ちましたがそれは失敗ではなく必然なのです。
なので何も活かすものが無いのでこのような結果になってしまいました。
現役時代にもっと本気で勉強すればよかった、という後悔が残りました
しかし、この受験で僕も失敗を経験しました。
それは”本気でじゃないと失敗はできない”ということです。
これは僕にとって受験以上に大きな失敗でした。
今はこの失敗を最大限生かせるよう、意識しながら生活、仕事をしています。
それでは。