こんにちは。Gigantic Enginnerです。
4ヶ月前、唐突ですが簿記3級の受験を決めました。
先日発表があり、無事合格しました。
証書も届きました。
嬉しさとホッした感じです。
なぜ簿記を受けようと思ったのか。
今まで簿記なんて気にしたことはなく、正しい理解もできていませんでした。
金勘定の資格、経理で働く人のためだけの資格、という認識でしたが、
本質は損益計算書と貸借対照表を作成するための資格なのです。
これに気づいたとき企業で勤める者として、投資をする者として、一会社の財務状況や収益を正確に理解するためにも身につけるべき資格だと感じました。
しかし、簿記3級程度ではそんな実践的なスキルは身につかない、という人もいると思います。
そのとおりです。私もそう思います。
正直、3級では直接使える知識はあまりないです。
最大の目的は、これから発展的な知識を身につけるための土台作りです。
投資先を決める際には様々な指数、指標を活用しますがそれぞれをしっかり理解できていないと活用できません。
この分野ではド素人の私はその土台を固める必要があったのです。
資産と負債、利益と売上高など、この分野の勉強を進めると常に出てくる単語です。
勉強の中でこのような単語が出てきたときに直感で理解できる方が全体の理解が早まるのではないか、と考えました。
簿記取得を決めた理由
- 株式投資をする上で投資対象を選定するためにも財務状況や収益を正確に判断する必要があると考えたから
- ROEやPBRなど、投資判断するための指数を理解するために簿記の知識が必要と考えたから
- 自分の努めている会社の財務状況や収益を把握したかったから
勉強方法
取るべきだとわかっていながら時間を言い訳にして勉強しませんでした。
そしてようやく始めたのが去年の11月でした。
当時、育休を半年取っていてちょうど半分が経過した頃でした。
赤ちゃんの寝る時間、起きる時間が不規則なので育休中の私の生活リズムもぐちゃぐちゃでした。
しょうがないことなんですけどね。
それでも3ヶ月もすると少しづつ夜まとまって寝るようになってきました。
この頃からリハビリとして起きる時間を会社に行くときの時間に合わせるようにしました。
それまで早くて8時、遅いと昼まで寝ていましたが6時に起きるようにしたのです。
一日2時間は自分の時間を持てるようになりました。
ここだ!と思い、この2時間で勉強しました。
最初の2ヶ月はテキストとDVDで知識を詰め込みました。
テキストが終わってからは実践問題集を繰り返し解きました。
一日、試験一回分解いていたのですが会社に復帰すると毎日解くのは難しくなったので
平日は大問一問、休日は試験一回分、としました。
気をつけたのは、少ない量でも毎日解くことです。
少しでも良いから毎日簿記に触れるようにしました。
試験日2/25には実践問題集を3周していました。
1周目は合格点の70点にたまに届くくらい。
2周目は70~80点。
3周目ではほとんど90点オーバーとれるようになっていました。
こんな感じで3ヶ月半で合格することができました。
使用したテキスト
みんなが欲しかった!簿記の教科書(DVDつき)
TAC出版から出ているテキストです。
講義形式の映像が収録されているDVDも併せて購入しました。
講師がポイントを教えてくれるので文字だけより効率よく進めることができました。
チャプター毎に講義が区切られているためスケジュールも立てやすかったです。
言わずもがな、わかりやすかったです。
合格するための本試験問題集
問題に慣れるために問題集を買いました。
10回分の実践問題集に追加して、大問ごとに出題される問題の攻略方法も載っています。
例えば、大問3でも数パターンあり、自分が受ける回がどのパターンなのかわかりません。
この問題集は多くのパターンを網羅しています。
試験を受けてみて、本番よりも難易度が高いように感じました。(試験が簡単に感じました。)
最後に
こんな感じで一日1~2時間の勉強を3ヶ月半かけて合格に至りました。
最初に知識を詰め込む段階はちょっと大変でしたが、一回理解してしまえばあとは早いです。
数学や物理のように熟考して答えを導き出すことはありませんし、イジワル問題もありません。
問題に対して覚えた知識を使って解くだけです。
ほとんどパターン化されており、過去問でも実践問題集でも1冊やりきればそのパターンも網羅できます。
3級は合格率35%と聞いていたのでちょっとビビっていましたがその必要はありませんでした。
難しそうでハードルが高いな、と悩んでいる人はぜひチャレンジしてください。
やってみると案外とれちゃいます。
それでは。