暮らしとお金

【ラグビーを始めたいけどケガが怖い】マウスピースにお金をかけよう

こんにちは。Gigantic Enginnerです。

2015年のブライトンの奇跡、2019年のワールドカップ日本開催、2023年のワールドカップフランス大会。

ここ最近の日本代表の活躍によって日本でラグビーの人気が高まっていますね

私がラグビーを始めたのは2009年。高校生でその後大学を含めて計7年間プレーしました。

始めた頃に2019年の日本開催が決まった、と記憶しています。

2019年日本大会が決まった時のポスター(写っているのは一番好きな選手、大野均さん)

当時はこんなに盛り上がるとは思っていませんでした。

でも、海外では世界三大スポーツの祭典として人気が高いです。

世界三大スポーツの祭典

  • オリンピック・パラリンピック
  • サッカーワールドカップ
  • ラグビーワールドカップ

確かに危ないが、、、楽しい

昨今のラグビー人気で自分もラグビーを始めたい!子供にやらせたい!という人が増えているんじゃないでしょうか。

それと同時に、大きなケガをしてしまうのではないか、という不安も出てくると思います。

平成24年に文部科学省が中、高校生を対象に「運動部活動における死亡・重度の障害事故」について競技別で件数を調査しています。

文部科学省 「学校における体育活動中の事故防止について報告書 その1」 10頁より抜粋

件数でいうと31件と4番目。一番多い柔道の50件より少ないですが、競技人口も柔道のほうが多いからです。

10万人あたりの発生件数で表した時の数値がこちらです。(各スポーツの競技人口が10万人で統一した時の計算)

文部科学省 「学校における体育活動中の事故防止について報告書 その1」 10頁より抜粋

他のスポーツと比べても、多い方ですね。

しかし、正直に言いますと「だろうな」ってカンジです。

コンタクトスポーツ(衝突)なのでケガはつきものです。

私自身も擦り傷は日常茶飯事で、脱臼して手術も経験しました。

ケガではないですが、頭を打って記憶喪失になったこともあります。

このようなリスクが伴うことはラガーマンは百も承知です。

その上で、安全性を高めるために常に世界的にルール改正をしています。

安全に向けたルール改正の例

  • スクラムでヒットする時(スクラムを組む瞬間)になるべく安全になるように準備段階の手順が変わっている。
  • 危険なプレーがあったときにより、見落とさないようにTMO(テレビ・マッチ・オフィシャル)が導入された。

2023年フランス大会では危険なプレーに対するジャッジがかなり厳しくなったように感じました。

TMOを積極的に活用し、映像分析専門の審判もいます。

危険なプレーに対してTMO審判からピッチ審判に進言して、退場につながることも有りました。

「ラグビーは危険なスポーツ」という自覚があるからこそ安全性への取り組みは他のスポーツよりも高いように感じます。

ケガするリスクが高い一方で、メリットもたくさんあります

ラグビーのメリット

  • 体を鍛えて強くなるため、自身が持てる
  • 激しいスポーツだからこそ紳士的なメンタルが備わる
  • チームで戦うため、協調性がつく(1チーム15人はピッチで同時にプレーする人数としては一番多い)
  • 「激しいスポーツ」という共通認識があるため、大人受けがいい
  • 楽しい

私がラグビーをやって感じたメリットです。

リスクを差し引いても、ラグビーはやる価値があると思います。

自分でリスクを抑える

競技として、リスクを無くす動きもありますが、自分でもできることはあります。

歯科医院でマウスピースを作ってもらう

入部体験や始めたばかりなど、激しいコンタクトが無い段階では市販で売られているマウスピースで問題ありません。

練習試合や普段の練習でも、コンタクト練習に参加するようになったら歯科医院で型をとってもらい自分の歯並びに合う、オリジナルのマウスピースを作ってもらったほうがいいです。

市販の安いものだと500円から高くて数千円です。

私も含めてチームメイトは歯科医院で作っていましたが、だいたい5,000~10,000円です。

市販よりは高いですが、安全を考えるとこの差は無いも同然です。

歯科医院にに行って、

「ラグビーをするのでマウスピースを作ってください」

と言えば作ってくれます。

さらには、体を守るだけでなく、パフォーマンスもアップします。

踏ん張る時、力を入れる時、必ず食いしばります。

この時のかみ合わせが良い方が力も出しやすいのです。

首の筋トレ

首には脊髄が通っており、脊髄にダメージがあると大きな怪我に繋がってしまいます。

高校生の時、観戦していた試合で首から落ちてしまい、脊髄を損傷し、首から下が動かなくなってしまった選手がいました。

リハビリをして少しずつ動かせるようになっている、とは聞いていますが、なかなか大変なことです。

彼がサボっていたわけではありませんが、首はどんなに鍛えても鍛え過ぎることはないな、と思った瞬間でした。

他のスポーツにはあまり馴染みが無いと思いますが、ラグビーでは首の筋トレは必須です。

私の高校の部活では毎練習の最後のメニューとして首の筋トレをしていました。

それくらい大事なんです。

最後に

ちょっと怖い話もしてしまいましたが、ラグビーはとても魅力があるスポーツです。

自分でプレーしてても、観戦しててもそう感じます。

他のスポーツを否定するつもりは全く有りません。

しかし、他のスポーツよりも激しがゆえに身体的にも精神的にも高いレベルで備わっている人が多いのが”ラガーマン”だと思います。

最初はラグビーボールに触れるところから始めてみてください。

楕円球に不思議な感触を抱くと思います。笑

3K(きつい、きたない、きけん)なのは間違いないです。

痛いし怖いです。

それ以上に楽しい瞬間がたくさんあります。

ぜひ、ラガーマンになってみませんか。

まとめ

  • 安全に向けたルール改正が常に行われている
  • 他のスポーツよりケガのリスクは大きい
  • リスク以上に身体的にも精神的にもメリットが大きいし、何より楽しい
  • マウスピースは歯科医院でオリジナルを作ってもらう
  • 首の筋トレは必須
  • ラガーンになろう!

それでは。

  • この記事を書いた人

Gigantic Engineer

30歳*男性*関東出身*関東住*家族3人暮らし メーカーで設計職をしています。 社会人になってから保険、税金、投資などお金の問題に直面しました。 独学でつみたてNISAと米国株投資を開始。 ”投資”、”暮らしとお金”に関する内容を中心に投稿します。 私自身、お金の知識がなく色々な問題に直面してきました。 同じ苦労をする人が一人でも減ってほしい、と思いブログを始めました。

-暮らしとお金
-, , ,